2028年11月20日
広域通信(LPWA)による自動運転車の連携に成功、事故発生抑制へ、○×自動車、△□製作所
○×自動車(本社:沖縄県)と△□製作所(本社:北海道)は、広域通信(LPWA)技術を用いた自動運転車の連携に成功した。自動運転車は、現在完全自動運転可能と呼ばれる「レベル5」の段階まで達しているが、自動運転車ごとにAIを搭載し、そのAIが別々に思考するため、自動運転車同士の事故が多発し、普及への障害となっていた。また、5Gの普及による通信帯域や、消費電力の問題から、自動運転車をどの通信帯域で連携させるかは大きな課題となっていた。通信モジュールなど、通信系の電子部品に強みを持つ△□製作所と自動車会社の○×自動車は5年までにそうした課題を解決するため技術提携を行っていたが、今回その実が結んだ格好だ。今年10月、現在世界的な規格ともなっている、△□製作所のLPWA技術を応用させることで、自動運転車同士の連携に成功した。本技術を用いることで、自動運転車を全て1つのメインAIに接続できるため、AI同士のコンフリクトによる事故を理論上0にできる。○×自動車は那覇市で試験的な実験を行っており、安全が確認され次第市場に導入する予定だ。